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トレンドライン実践編とトレード日誌の書き方基本編

更新:2021年01月06日

トレンドラインの引き方、少しでもつかめたでしょうか?

テクニカルアナリストの管理人です!

今回は、トレンドラインに関してよく疑問となることを、

いままで学んだテクニカル分析を使って解決します!

水平ラインを使っていて困った場合も、解決方法は同じですよ(*'▽')。


目次

〇 引いたラインにぶつかって反転するのか?そのまま進んでしまうのか?見分ける方法は?



FXなら、トレンドラインをめどにトレードして間違ってしまっても、損切りができます。

それにそのトレンドラインを信じているなら、

何度もチャレンジしていれば、そのうち思った方向にいってくれることもよくあります。

そうすれば、資金はプラスになっていきます。

しかし、ハイローオーストラリアでは、

そうそう何度もチャレンジしているとたちまち資金が減ってしまいます。

もちろん途中清算はあるのですが、

自由に損切り位置を決めるというわけにはいきません。

ハイローオーストラリアでトレードするなら、

テクニカル分析の精度を上げる工夫が必要です。


でも、引いたラインにぶつかって反転するのか、

それともそのままラインを突き破って進んでいくのかを100%予想する方法はありません。

そこで、他のテクニカル分析と合わせて判断します。

やってみると簡単ですよ!

トレンドラインと他のテクニカル分析、すべてが反転を示唆していたら、

精度が高いということになって自信を持ってトレードできます。


これが基本的な考え方です。

これから実際に今動いているチャートを見ていきます。

今まで学んだ「チャートの形」「ローソク足」と「水平ライン」を合わせて勝率を上げましょう!

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※水平ラインの復習はこちら。

『ラインの話1回目「リターンムーブ」ってなに?!』

『ラインの話2回目!頼れる「水平ライン」とハイローオーストラリア』

『ラインの話3回目!使える「トレンドライン」2種を完全マスター!』

『トレンドライン応用編!何本もあるトレンドラインってどう引くの?』
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〇 「チャートの形」「ローソク足」「水平ライン」、そして「トレンドライン」を合わせてエントリー精度を高める



これは、ドル/円5分足です。

早朝3時に米国のFOMCがあったので、

そのときに長い下ヒゲをつけて今日は上昇トレンドになっています。

下ヒゲのところから1本、上昇トレンドライン(サポートライン)を引きました。

これだけではよくわかりません。

この上昇がいったん収まってから再上昇をはじめたあたりから、

もう2本、引きました。

今のチャートでは、大陽線を作ってからどうやら勢いは弱っているようです。

この下にある2本のトレンドラインのどちらかに、

ぶつかって跳ね返り再び上昇するでしょうか?

まず、直前のチャートの形がダブルトップになっているので、

これからどれだけ下がっていくのか計り知れません……。

〇 これまでの知識を使って順に、チャートを追ってみましょう!こんなときに「トレンドライン」を突き抜けます



それでは、順にこれまでの知識を使って分析し、

ハイローオーストラリアで「上」を買うタイミングを見つけましょう。

このときは前日からドル/円が上昇していたので、

大きなトレンドが「上昇トレンドだな」と確認しています。

そこで「上」を中心に買う事に決めました。

見ているのは、5分足のチャートです。

ハイローオーストラリアは「USD/JPY」「Turboスプレッド」「5分」を表示させます。

さきほど、これまで上昇していたチャートがダブルトップになったことに気がつきました。

ダブルトップは、天井圏を教えてくれるものでしたので、

ここから先は、下落していくと仮定します。

しかも、きれいなダブルトップなのでけっこう強い下げになるかもしれません。

キリの良い数字である水平ライン、「112.60」円のところは軽々と下抜けし、

明確なダブルトップが完成しました。

次は、(1)(2)のトレンドラインを軽々と下抜けました。

やはり、下げの勢いが強いようです。

ここで反転するかと「上」を買いたくなりますが、

慎重にして動くのはやめておきます。

やめる理由は、さきほどのダブルトップが強い下落を示唆しているからです。

こんな理由のあるときは、

近くのトレンドラインは突き抜けてそのまま進んでしまうことが多いのです。


次に、キリの良い数字の水平ライン、「112.50」まで下抜けました。

とうとう、緑色の〇のある、(3)のトレンドラインの近くに来ました。

〇 エントリーは「上」!その理由は?!



この(3)のトレンドライン近くで反転したので、「上」を買います!

図では見えていないのですが、この場所は過去数時間のあいだ、

何度か止まったりもみ合いがあったりした場所です。

トレンドラインでは、引き方やチャートシステムのクセなどから、

完璧に正確には引きにくいものです。

この(3)のラインに触ってはいないのですが、

最新のローソク足が陽線になりはじめたことと、これまでの理由から「上」を買いました。

また、一度引いたトレンドラインは、しばらく残しておくと、

後でチャートが戻ってきたときなど、重要なめやすになります。

(3)の近くでエントリーした理由を整理してみましょう。

・大きな上昇トレンドのなかの、小さな下落をみつけた。その後の上昇は素直に上がってくれそう
・ダブルトップの後の下げがどれくらいになるか慎重に待ちたい
・重要なトレンドライン、水平ラインを何度も破った
・(3)の近くは、過去のポジションも溜まっているはずで、反転すれば大きいのでは


流れからして、

「一時的な下げのエネルギーはけっこう大きかったけど、

 そのぶん「上」に反転したときの陽線も長くなるのではないか?」


全体の力の移り変わりも考えながら、どこでエントリーするか決めるのです。

もちろん、毎回大成功というわけにはいきません。

でも、このように複数のテクニカル分析の結果、

すべてが「上だ!」と示してくれているなら、安心してエントリーできます。


心理的な有利さが違います!

〇 今回のエントリー例のまとめとテクニカル分析のすすめ



たった1度のエントリーでしたが、これまでの知識をめいっぱい使いました!

この分析をスタートさせてから、実際にエントリーするまで、

1時間20分ほどかかっています。

ハイローオーストラリアでは、「じっくりと有利な瞬間を待つ」ということも大切です。

1日のうちでハイローオーストラリアに集中する時間を決めておくと

成績も上がってきますよ(*'▽')

インターネットで検索していて、「○○になったら反転する」とか書いてあるのを見て、

そのまま信じてしまうと失敗の繰り返しになってしまいます。

また、エントリーサインを発信してくれるサービスなどもありますが、

どうしてそうなのかがわかっていたほうが、

臨機応変にバイナリーオプションができていいのではないかな
って思っています。

そのほうが、長い間バイナリーオプションを楽しむことができるはずです。

サインに頼ってばかりだと、ダメになったときに途方にくれてしまいます。

このブログでも、ゆっくりとテクニカル分析の実力が身に付くようにお伝えしますから、

ぜひ自分に合った分析ができるようになってくださいね!

〇 今回のエントリーでのトレード日誌の書き方



トレード日誌は、勝率を上げるためにも大切なものです。

とても面倒ですが習慣になれば書かないと気分が悪いほどになりますので、

ちゃんとつけるようにしましょう。

この図のチェックをいれたところだけでも記録として残しましょう。

自分の言葉で書けばOKです!

特に重要なものを赤字にしておきます。

・日付
・取引する銘柄
・分析する足
・取引するオプションタイプ
・取引する時間帯
・エントリーポイント
・優位性(エッジ)の理由
・結果と反省


今回のエントリーでは「優位性(エッジ)の理由」がポイントでした。

ここは、「このエントリーがなぜ勝ちやすいのか?」の理由を書きます。

書けないなら、エントリーはやめたほうが良いということになります。

他の難しい部分は、機会を見て少しずつお話します!

自分のトレードを見直しつつ、しっかり勝ってくださいね!


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※チャートの形、ローソク足はここで復習!

『【ティータイム】三尊天井などのチャートの「形」について』

『「HighLow」で稼ぐにはローソク足を制せ!?』
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