ラウンドナンバーはハイローオーストラリアで使えるかどうか！

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ラウンドナンバーはハイローオーストラリアで使えるかどうか！

更新：2020年11月05日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です！

ラウンドナンバーとは、ピッタリな価格のことをいいますよね！

100円ちょうどだとか、114.50円だとか、そういう価格です！

キリのいい数字ともいわれ「ここでよく反転する」「勢いがつく」などといわれます！

それをハイローオーストラリアで使えるのかどうか考えてみましょう。

〇結論：使えます！

結論は、

【けっこう使えます】

使い方は、ほぼ水平ラインと同じです。

「意識されている価格」として使うということです。

（でも、もっといろんなアイデアもあると思うので、考えてみてくださいね）

〇　【予言の自己実現】のことも知っておいてね

なんで使えるかという話の前に、またまた予備知識を書きますね。

「予言の自己実現」は、予言の自己成就ともいうらしく、元は社会心理学の言葉だそうです。

難しく考えずに、

「根拠のない予言でも、世間が信じてしまうとそれが実現してしまうことがある」

みたいな理解で充分だと思います。

※予言の自己実現（注1）

〇　相場でもある予言の自己実現

相場では、ジョージソロスさんあたりがよくこういうことを言っています。

わかりやすい例だと、

「ぜんぜん業績の裏付けのない株式をTwitterで上がるといって煽ったら上昇した」

みたいな現象があります。

これも、いちおう予言が実現していますね(;^ω^)

ラウンドナンバーが意識されるのも、こういう心理的な理由があるだろうといわれているのです。

市場関係者は誰でも「キリのいい数値でなにかがあるだろう」と思っているということです。

〇　でもなぜラウンドナンバーは終値にならないのでしょうか

いつもチャートを見ながら経験的にも感じることですが、

「ラウンドナンバーは終値にならない」

ですよね。

MT4やトレーディングビューで1分足、日足の終値も、

どんな通貨ペアも株式もキリのいい数値になったのを見たことがないのです。

これを「ラウンドナンバーが市場で意識されている証拠だ」と実際の統計で結論を出した人もいます。

※ラウンドナンバーのヒストリカルデータ（過去の統計）（注2）

「そりゃピッタリなんて珍しいでしょ」とも思いますが、

これを見ると実際に最後が0でピッタリ終わる確率が低いようですね。

理由がわかりにくいですが、

意識されていると売買が集中するので、荒れるということです。

結果としてピッタリないい数値では終わりそうもないというのは想像できるところです。

〇　ハイローオーストラリアで使うには

ハイローオーストラリアは、短時間の価格の上下を当てるものです。

そうすると、荒れる場所はやりにくそうですよね。

ラウンドナンバーが荒れるとすると、避けたほうがいいのでしょうか。

でも、意識されているという点が水平ラインと同じです。

水平ラインの近くも荒れてからトレンドが出たりしますよね。

というわけで、使い方はこうです。

まずラウンドナンバーに水平ラインを引いて見やすくします。

そして、

・その価格がサポート、レジスタンスになるかどうか
・その価格を破るほどのパワーがあるかどうか

どちらになるか見極めてからハイローオーストラリアする

あまり珍しい方法でなくてすみません。

サポートやレジスタンスになるなら、跳ね返るでしょうし、

そうでなければ突き破って前のトレンドが勢いをつけて続くというようにみるわけです。

どちらも短期に強く動くので、ハイローオーストラリアにはピッタリな戦略です。