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2本の「先行スパン」に込められた「一目均衡表」のエッセンス

更新:2020年08月29日

こんにちは!

NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

バイナリーオプションでも人気の「一目均衡表」、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか!

でもエッセンスを知ると「ちゃんと解って使っている人」になれますよ('ω')ノ

今回はいよいよ雲を作っている2本の「先行スパン」についてです!

見かたを少しずつ覚えていきましょう。


目次

〇 「先行スパン1」と「先行スパン2」ってなんだっけ?



それではまた、計算式から思い出してみましょう。

よく見ればとても簡単です。


「先行スパン1」=(転換線+基準線)÷2
「先行スパン2」=(過去52日間の高値+安値)÷2



こうでした。

足し算と割り算しかありません。

使う価格も高値と安値だけです。

それなのに「一目均衡表」ではとてもよく使われ大切にされています。

そしてもう一つ重要なのが、描く位置です。


「先行スパン1」と「先行スパン2」は当日を含む26日先に描く


こう決まっていました。

この2本の線がまるで今から26日先まで予測できるかのようです。

(日足以外でも使えます)

※一目均衡表によるトレンド分析(注1

〇 2本の「先行スパン」が描く予測



なぜ、今よりも未来に描かれるのでしょうか。

しかもこの2本の線は、その間に色を塗って「雲」とか「抵抗帯」とか呼んでいますね。

これが「時間論」に関係します。

時間を超えて予測ができるのです。

「一目均衡表」の作者が研究の末に「26」と「52」がふさわしいと発見をしました。

「先行スパン」の1と2は、26日間と52日間という時間が、

相場の現在と未来に影響を与えるのだ
ということをいっています。

細かい理由は一般人にはわかりません。

しかし、実際に市場参加者の多くが使っていることで

今や自己実現的に「使える数字」となっています。

え~っと、つまり、難しく考えなくてもすごく使えるインディケータだよということです。

26の倍が52というのも面白いですね。

※一目均衡表とは(注2

〇 2本の「先行スパン」はどうやって未来を予測するか?「抵抗帯」の使い方



何度もいうように「予想」はダメですが「一目均衡表」では「予測」はOKとされています。

なにも考えない「予想」はギャンブルや宝くじと同じですからね('ω')ノ

では「先行スパン」でどうやって未来を予測するのでしょう。

そうです、色を塗って予測するのです!

「抵抗帯」の名前の由来は、価格がそこに触ると抵抗になるからです。

働きとしては、レジスタンスラインやサポートラインと似ています。


「抵抗帯」の上にローソク足があれば「強い相場」
「抵抗帯」の下にローソク足があれば「弱い相場」



こんなふうに判断します。

そして、


「抵抗帯」の外にあるローソク足は、中に入るためにエネルギーが必要
「抵抗帯」の中にあるローソク足は、出るためにエネルギーが必要

「抵抗帯」の幅が広いものは抵抗力も強い
「抵抗帯」の幅が広いものはサポート力も強い

「抵抗帯」の幅が狭いときはローソク足も突き抜けやすい



こんなふうにも使われます。

〇 2本の「先行スパン」はバイナリーオプションで使えるか?



これらの「先行スパン」でできた「抵抗帯」は、

相場のエネルギーのうねりのようなものを教えてくれます。

バイナリーオプションは、

「何かに触ったら反転と見て買う」といったなんらかのシグナルを見てトレードする人がほとんどです。

実際、「一目均衡表」の「雲」に触ったら買うという人もいます。

レジスタンスラインやサポートラインのように使えるわけですから当然です。

ただ、MT4の「一目均衡表」は実は少しずれて表示されるので、

果たして本来の「一目均衡表」の意味どおりに使っているといえるのだろうかと

疑問に思ってはいるのです。

とはいえ、やっぱり使えるんですけどね(^^)/

MT4の使い方(FXTF)注3

〇 実際にハイローオーストラリアで「抵抗帯」を使ってみる



運よく、これを書いているときに

ユーロ/ドル(EURUSD)の1分足が「抵抗帯」に触っては上がっていました。

以前、こういった動きは2~3回は続くとお話しました。

もちろん、絶対にそうなるとは限りません。

今日はもともとユーロが朝から強く、少しのことではバーンと下がらないという下地もあり、

この1.237の付近はちょこちょこと行ったり来たりしていたので、

トレードしてみることにしました。

この瞬間の「抵抗帯」は、過去の買いの強さをあらわしています。

見ると売られては「抵抗帯」に当たって上がっていますね。

「抵抗帯」に触ったら跳ね返ると考えてみます。

売りも頑張っているようですが「3分」程度なら買いが勝ちそうです。

ちょっと「抵抗帯」に入ってますが「上」を買います。

欧州景気概況注4

〇 何時間足でも使える不思議な「抵抗帯」



1分足を見ながら、3分の「Turboスプレッド」をしたのですが、

このように何分足でも何時間足でも使えるのが不思議です。

世界中の市場参加者が見ているかのようですね。

運も良かったのですが、ハイロートレーダーの間で「一目均衡表」の人気がうなずけます。

では、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*'ω'*)



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※一目均衡表特集記事をまとめて読もう!

『【ティータイム】「一目均衡表」の「波動」の基本と使い道を予習!』

『「一目均衡表」の「基準線」を完全マスター!すると気分が良い!』

『「一目均衡表」の「転換線」でゴールデンクロス!?』

『意外と知らない「一目均衡表」の完ぺきな「三役好転」とは?』

『「遅行スパン」は一目均衡表で最も大事とされています』

『ボリ平ドラゴンなど「一目均衡表」を使った攻略法のバリエーションと資料集』

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■■■■脚注■■■■

(注1)一目均衡表によるトレンド分析(基準線、転換線など)(日本テクニカルアナリスト協会)
(注2)一目均衡表(日本テクニカルアナリスト協会)
(注3)MT4の使い方(FXTF)
(注4)欧州景気概況(2018年4月)(MUFG)

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