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「RSI」があてにならないなんて嘘です【ダイバージェンス】を見直してあげて!

更新:2020年06月24日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

「RSI」が一時、すごく嫌われたことがありました・・・

それは「ダイバージェンス」のせいです!

今回は、そんな「RSI」の汚名返上ということで「ダイバージェンス」の意味と使い方です。

目次

〇 間違って覚えてない?「RSI」の「ダイバージェンス」とは



「ダイバージェンス」はトレンド終焉の可能性を示すものですが、

間違った情報が流れて「使えない」「あてにならない」という汚名をかぶってしまいました。

間違って覚えやすいのですが、

弱気のダイバージェンスは「RSI」の上に引いたラインを見ます。

強気はその逆です。

まとめると以下のようになります。


・弱気のダイバージェンス=チャートが上値を切り上げているときに、「RSI」は上値が下がっている
・強気のダイバージェンス=チャートが下値を切り下げているときに、「RSI」は下値が上がっている



ラインを引く場所を覚えにくいので注意です。


※RSIとダイバージェンス(注1

〇 ちゃんと覚えたら次は「ダイバージェンス」の意味



「ダイバージェンス」の悪評の元は何年も前に人気だったアナリストの話でした。

この人はまるで

「ダイバージェンスが出たらチャートが反転する。これは聖杯だ」

と受け取れるような言い方をしてしまったのです。

しかし、「ダイバージェンス」は本当は以下のような意味です。


・「ダイバージェンス」とは、それまでのトレンドが収束する可能性を示す


なので、かならずしもトレンドが反転するという意味ではないのです。

トレンドが弱まるだけなのです。

弱気のダイバージェンスは、それまで上昇トレンドだったからそう呼ばれますし、

強気のダイバージェンスはその反対です。

英語「divergence」の意味は「発散」で、

弱気のダイバージェンスのときには意味が通じるのですが、

日本では弱気でも強気でも、どちらも慣用的に「ダイバージェンス」と呼ばれてしまっています。


※トレンドとは(注2

〇 ハイローオーストラリアで「ダイバージェンス」は使えるか?



それでは、ハイローオーストラリアでのバイナリーオプション取引に使えるものなのでしょうか?

たとえば、連続取引をする人は、それを終了するタイミングを計ることができます。

また、1分足でもしっかり見ていると小さなダイバージェンスがよくできます。

そういうときに高確率でトレンドが終わったり低迷したりしています。

この動きをチェックしながら、

ローソク足や他のテクニカルと一緒に使って「上」「下」と決めることができます。



※ローソク足とは(注3

〇 「RSI」の「ダイバージェンス」と相性の良いテクニカルは?



「RSI」はオシレーターなので、トレンド系ならなんでも同時に使えます。

トレンド系とは、名前のとおりトレンドを教えてくれるものなので、

これと「RSI」の「ダイバージェンス」とが同時にトレンド収束を示しているなら、

要注意だという判断ができます。

また、トレンドラインとも相性が良くて、

引けばそのまま「ダイバージェンス」を確認することができます。


※テクニカル分析とは(注4

〇 「ダイバージェンス」をハイローオーストラリアに使ってみる



ハイローオーストラリアのトレードで使ってみましょう。

1分足で小さなダイバージェンスが何度か出ている

ニュージーランドドル/円(UZDJPY)が良さそうですね。

設定は、「RSI」はパラメータ14、移動平均線も14、チャートは1分足です。

30分ほど前に、何度かうわ抜けに失敗した価格があるので、

そこに水平ラインを引いておきましょう。


ハイローオーストラリアは、ニュージーランドドル/円の「Turbo」を表示します。

少しの上昇の後、弱気のダイバージェンスが出ました。

例のラインに向かっていき、ぶつかって落ちています。

移動平均線の上ではありますが、ここは「1分」の「下」を狙います。


※パラメータとは(注5

〇 移動平均線を無視したわけ



あまり上下に激しく動いていないのもあって、

この場合は移動平均線は無視してもよさそうでした。

「ダイバージェンス」という示唆があって、

上昇トレンドはそんなに強くないとわかっていましたから、

水平ラインにぶつかって落ちたあと、1分くらいは余裕で下がるという自信が持てましたね。

大事なのは「ダイバージェンスだからトレンドが逆転する」ではなく

「ダイバージェンスだから今のトレンドは強くない」と考えることです。


今回のトレードで「下」で勝てたのは「逆転する」と判断したから勝てたのではないのです。

無事勝利です。

では、次回もまだまだ「RSI」の汚名返上です!



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※まとめて読みたい方はこちら!

『「RSI」とは小学生でもわかるくらいな基本中の基本なオシレーターだった!』

『「RSI」のもうひとつの汚名、売られすぎ買われすぎの正しい意味!』

『RSIのボリンジャーバンド』

『「RSI」の「ヒドゥン・ダイバージェンス」がサラっとわかる解説』

『【RSI】なぜ初心者は「勝ってる人のトレードを見てみたい」と思うの?』

『「RSI」逆パターンを覚えよう!ラインの上?下?』

『「RSI」のパラメータ設定のコツを教えます!14のままでいいのかな』

『点線のラスボス!「RSI」の50%ラインを使いこなす』

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■■■■脚注■■■■

(注1)RSIについて(楽天証券)
(注2)金融・証券用語解説 [トレンド](大和証券)
(注3)金融・証券用語解説 [ローソク足](大和証券)
(注4)金融・証券用語解説 [テクニカル分析](大和証券)
(注5)パラメータ(岡三オンライン証券)

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